English__日本語__简体中文___

ご挨拶_____複合ラグーン技術情報〔1_____連絡先





複合ラグーン技術ノ−ト〔1〕
"
脱窒素処理技術の基礎と概要"



Internet Edition 2009
農村環境研究会 代表 岸博著


初版、序章

清浄な水の確保は、人間が生命を維持するための必要条件であり.都市・文化の形成の基礎的要件であることは人類の歴史が証明しています。然しながら、同時 に人間が一度使用した汚水が.疫病の原因となる事.生命を維持するために必要な環境を破壊する事が明らかになったのは近年のことです。又、微生物は30億 年という長い歳月を掛けて無機的な原始地球から大気を造り、土壌〔有機質〕を造り、清浄な水を造って、現在の温暖で生命に満ちた地球の形成してきたことが 明らかになったのも近年のことです。

水や土壌や石に付着した微生物が、生物が汚した水を浄化にする事を経験的に学んだ人間が、この微生物作用を工学的に利用する事を考え、長い試行錯誤の結 果、.現在の衛生工学・汚水処理技術体系をつくりました。然しながら現在の廃水処理技術にも高度処理〔脱窒素・脱燐〕機能の不足、省エネルギー処理、高度 処理の自動制御理論の構築等.新しい社会的要請があります。構造が単純で機能的にも優れた特徴を持った複合ラグーン技術に関する本技術解説書によって、読者が将来の展望が得ることを期待します。

198681日 筆者記


目次

基礎編

1. 活性汚泥法の起源
2.
活性汚泥法の基本構造・原理〔1〕連続処理法
3.
活性汚泥法の基本構造・原理〔2〕半回分法・機能
4.
微生物の反応〔1〕一般的特性
5.
微生物の反応〔2〕脱窒素反応
6.
循環水路処理の機能と欠点197476

複合ラグーン

7. 複合ラグーン基本原理
8.
複合ラグーン処理法
9.
複合ラグーン槽構造〔断面・平面〕
10.
複合ラグーン遮水方法と素掘り池
11.
複合ラグーン水利モデル.撹拌特性
12.
複合ラグーン曝気装置・加圧曝気
13.
複合ラグーン自動制御[1]原理
14.
複合ラグーン自動制御[2]学習制御
15.
分散処理・集中管理システム
16
複合ラグーン自動制御技術の特徴

試験・実績

17.複合ラグーン機能試験(1)窒素機能 滋賀県環境室実証試験 1982.
18.
複合ラグーン機能試験(2)浄化槽 日本建築センター評定施設調査
19.
複合ラグーン実績〔1食肉加工廃水〔滝沢ハム泉川工場〕1981
20.
複合ラグーン運転実績〔2〕 生活雑排水 1981
21
.
複合ラグーン運転実績〔3〕 畜産排水脱窒素処理処理 1985
22.
複合ラグーン運転実績〔4〕 生し尿高度処理 1985
23.
複合ラグーン運転実績〔5〕 生し尿高度処理 1982
24.
複合ラグーン運転実績〔6〕 農業集落+養豚尿1986 1,000人+ 4,000
25.
複合ラグーン運転実績〔7〕 澱粉廃水処理試験〔北海道〕1985
26.
複合ラグーン運転実績〔8〕 製麺廃水処理〔愛知県・森製麺場〕1985

未来計画

27.環境保全に関する未来計画〔T〕多機能公共下水道計画
28.
環境保全に関する未来計画〔U〕し尿施設から下水処理施設へ
29.
環境保全に関する未来計画〔V〕湖沼の富栄養化改善計画 



Copyright 2010 農村環境研究会 無断引用および複写を禁じます。